オフィスレイアウト作成時の注意点

オフィスレイアウトを作成するとなると、様々なことが関係するため、時間がいくらあっても足りないものです。十分考え、滞りなく行ったと思っても、レイアウト変更後に、ああすればよかった、こうすればよかったと後悔することがあるものです。基本的なゾーニングや、机や椅子の配置、収納や倉庫などの割り当て、共有スペースやリラックスルームの設置等、目に見えてイメージしやすい部分に関しては、それほど失敗せずにできるかもしれませんが、その他の細かい部分で、残念な結果になる場合がよくあります。こちらでは、運用を始めるまで気が付きにくい部分について記載します。オフィスは、人によっては、家にいるより長い時間過ごす場所になります。仕事のしやすい、居心地の良いオフィスレイアウトを目指したいものです。

オフィスの動線や通路幅について考慮する

オフィスレイアウトを考えるとき、まずは、どんなオフィスにしたいかイメージし、そのあと、ゾーニングを考えることでしょう。来訪者が入れるゾーン、従業員のみが出入りするゾーン、ミックスゾーンなどです。その後にそれぞれのゾーンのレイアウトを行うわけですが、一番大変なのは、従業員のための執務エリアでしょう。各部署の配置に気を取られすぎてしまうと、動線や人が歩くための通路幅について考えが足りなくなることがしばしば見受けられます。動線が特定の人の周りに集中してしまうと、その方のストレスが増すことになりますので、注意する必要があります。また、メインの通路は、男性2人がすれ違えるくらいの幅にすることができます。さらに、椅子に座っている時の幅やキャビネットを開けた時に作業することを考えた通路幅とすることができます。

災害を考慮にいれたオフィスレイアウト

オフィスを取り巻く環境は、刻々と変化しています。それに伴い、オフィスは、ただ仕事ができればよいだけでなく、様々なことを想定したオフィスレイアウトとすることが求められています。特に、地震や火災など災害に対する備えが大切です。高い家具を部屋の中央に置くことを避けることで、災害時にものが落ちて、けがをすることを避けられます。また、通路にものを置くことがないよう、各部署の収納を適切に確保したり、机や書棚の引き出しに飛び出し防止機能付きのものを選んだりと配慮することができます。さらに、火災による貴重品の損失を防ぐために、耐火性の金庫や、防災加工のされたカーペットやクロスを採用することができます。加えて、災害時の動線を考慮した通路幅とすることもできます。